ヒゲ脱毛の予備知識

毛には「毛周期」と言うサイクルがあります

ヒゲ.脱毛.知識

毛には「成長初期→成長後期→退行期→休止期」と生えかわるサイクルがあり、これを「毛周期」と言います。
ヒゲ全体の3分の1が通常表皮上に出ている毛と言う事です。
ですからヒゲ脱毛1回目で全ての毛が抜けてしまうのではありません。抜いた毛が成長期〜退行期のヒゲだった場合には、皮膚の下で休止期だったヒゲが次に生えて来る事になります。
「脱毛を始めたけど効果が無かった」とよく聞きますが、これは「毛周期」をよく理解していない方が勘違いしている場合が多いようです。

なのでヒゲ脱毛は1回では終わりません

ヒゲ.脱毛.知識

ヒゲ脱毛を始めだしたらヒゲの毛周期があるため、定期的に何度も通わなければならなくなります。
脱毛効果は脱毛方法に関係なく、表皮に出ている成長期〜退行期のヒゲに対してのみ効果があるので、効率的に少ない回数でヒゲ脱毛を考えた場合、周期が長いヒゲの毛周期に合わせて3ヶ月空けると言う方法もあります。通常は個人の毛周期にもよりますが、1〜2ヶ月間隔で通う事が一般的です。

 

ヒゲ脱毛を始める最適な季節とかあるの?

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どの脱毛方法でも、毛根と皮膚にダメージを与えてしまうのは避ける事ができません。レーザー脱毛をした場合は2日目くらいからレーザーを当てたヒゲが抜けるまでの間、泥棒髭と呼ばれている、コシが無くヒゲが膨張して濃く見える剃りにくい毛が残る事が多く、会社勤めの場合などはマスクをして隠さないといけなくなることもあります。
夏場などは強い紫外線に肌が晒される事になりますので、脱毛処理後のダメージを受けた肌にはもってのほかです。
出来れば紫外線が弱まり、夏場に受けた肌のダメージが回復する頃の「晩秋〜冬」に始める事が一番安全な季節と言えるでしょう。冬場でしたらマスクをしていても不自然じゃありませんからね。

レーザー脱毛はその場では抜けない

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よく勘違いしている方が多いですが、レーザー脱毛処置をした場合、ヒゲが残っているので「レーザーは脱毛効果が無いんだ」と思い込んでしまうことがあります。ニードル法では毛穴に直接プローブを差し込み、プローブを抜くと一緒にヒゲも抜けるので実感はありますが、レーザーの場合は毛根組織を破壊するため、肌の代謝が進行した時点で毛穴から毛が抜け落ちる事になります。
また、ダイオードレーザを除き、レーザー光を吸収しない色素の薄い毛、白髪や産毛などには脱毛効果が無く、抜いてしまうためにはニードル法で処理するしかありません。

ヒゲの脱毛方法はどんなの?

ヒゲ脱毛の主流はレーザー・光(フラッシュ)・ニードルの3種類

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クリニックやエステで採用されている脱毛方法はレーザー・光(フラッシュ)・ニードルの3種類が現在では主流の脱毛方法となっています。脱毛方法にも色々な種類があり、エステサロンや医療施設のクリニックなどで脱毛されている方が増えてきて、以前は家庭で行っていた脱毛行為も現在ではその様な施設で行う事が一般的になっています。それでは現在の主流であるそれぞれの脱毛方法について解説してみます。

医療レーザー脱毛

黒色や茶色に吸収される波長のレーザー光を皮膚に照射することで、毛や毛根、周辺組織を変質させ脱毛する方法です。
レーザーの種類としては、ダイオード、アレキサンドライト、ロングパルスヤグ、コメット、ルビー、P-NAIN等があり、日本ではダイオード、アレキサンドライト、ヤグを使用することが主流で、レーザー波長はそれぞれ次のようになっています。波長が長ければ皮膚組織の深い所まで到達すると言う特徴があります。

  • アレキサンドライトレーザー755nm
  • ダイオードレーザー810nm
  • Ndヤグレーザー1064nm

照射したときの痛みは大きく、「輪ゴムで強く弾かれたよう」とよく表現されています。
照射後は肌が結構痛むので、肌の回復状態や、毛周期を見ながら脱毛する事になり、2回目以降は1ヶ月ほど時間を置いて施術する事になります。
施術前は、肌を痛めないように丁寧にヒゲを剃っていく事がポイントで、施術後は皮膚の保湿と清潔さに注意しないと毛嚢炎を引き起こす恐れがあります。

ダイオードレーザーを除き、ひどく日焼けした時などはレーザーを照射する事が出来ません。また、レーザー光を吸収しない「白髪」には効きません。なお照射してその場ですぐに毛が抜けるわけではなく、照射後1週間くらい経ってから抜け落ちてきます。大体3回目くらいから徐々に少なくなってきたことを実感できるようになり、個人差はありますが、最低でも5回程度は照射しないと効果があったという実感は得られないようです。 

毛嚢炎(もうのうえん):毛穴の奥で毛根を包んでいるところにブドウ球菌が感染して起こる皮膚の病気

光(フラッシュ)脱毛

医療レーザーとの違いは、「照射出力」が違いますが「照射範囲」も違います。
レーザー脱毛は同じ強さのレーザー光を一直線で狭い範囲に当てる方法ですが、光脱毛は低出力の光を拡散して当てます。
そのため光脱毛は広範囲を施術できるので、レーザーと比較すると照射回数が少なくて済みます。
ただし、照射パワーがレ−ザーと比べると低いので、あまり弱すぎる出力で施術した場合は、返って回数が増えてしまう恐れがあります。痛みは少ない方ですがそれでも痛いと感じる方は多いようです。
脱毛効果ではレーザー脱毛よりも劣りますが、光脱毛は施術範囲の広さと値段の安さという長所があります。
また個人差もありますが、毛質によりレーザーよりも効果があったと言う報告もあります。

ニードル脱毛(美容電気脱毛)

ニードル脱毛(美容電気脱毛)はアメリカで140年以上の歴史・実績を持つ脱毛方法です。
施術方法は毛穴に先端が丸くなった針(プローブ)を差し込み、それに電気を流して毛根の毛母細胞を破壊して脱毛する方法です。施術には高度な技術が必要なため専門の技術者が行っています。処理した毛はその場でなくなるので、脱毛できたと言う実感があります。白髪や部分的な脱毛、光を当てられない部分の脱毛に適している方法です。毛穴に針を差し込むので、この方法が一番痛いと感じる方が多く、費用もヒゲ1本当たりで掛かるので、広範囲の完全脱毛にはあまり向いていない方法です。

ニードル脱毛の種類

電気分解法

発毛組織を電気分解作用により、毛包内で水酸化ナトリウムを発生させ、どんなタイプの毛も処理できる。

1本あたりの処理時間は60〜80秒。フラッシュ法やブレンド法に比べ、時間がかかる。

フラッシュ法(高周波法)

高周波の出力が高いフラッシュ法と低いマニュアル法があり、高周波の加熱作用により、発毛組織を凝固させて処理し、広範囲の脱毛が可能。

ブレンド法ができない金属アレルギーの人も対応可能。1本あたりの処理時間はフラッシュ法は1秒以下。

ブレンド法

アルカリと熱の相乗効果で発毛組織を処理する。電気分解法と高周波法を取り入れた方法で、毛質を選ばずに処理する事が可能。

1本あたりの処理時間は3〜20秒。

 

脱毛方法ごとでの注意

脱毛方法での注意点

ヒゲの脱毛方法ごとの注意点をまとめてみました。

医療レーザー脱毛の注意点

色素の濃い部分にレーザー光を照射・吸収して組織を変質させて脱毛する方法なので、日焼けした状態では出来ない場合があります。また、施術前にはヒゲの剃り残し・カミソリ負けをしないように丁寧に剃って行く事が大事です。施術後は、肌の保湿と清潔さに気をつける事が大切です。
なお冬場でも紫外線をなるべく避けるために、日焼け止めを使うようにしましょう。
医療レーザーでは、その場でヒゲが抜ける訳ではありません。個人差はありますが7日〜14日後で抜け始めるようです。

光(フラッシュ)脱毛の注意点

医療レーザーよりも出力が弱い分、施術時の痛みは少ないですが、出力が低すぎると脱毛効果が感じられない場合があります。また休眠期の毛根に刺激が加わるため、発毛を促してしまう場合も有ります。

ニードル法の注意点

ある程度伸びたヒゲをピンセットでつまみ、毛に添って毛穴にニードルを入れて脱毛する方法なので、レーザー・光とは逆にある程度のヒゲの長さが必要ですので、施術前にヒゲは剃らない様にしましょう。

どの方法を選んでも、将来的にヒゲをどうするかよく考えて脱毛するようにしましょう。あとでヒゲを生やしたくなっても生えてこなくて後悔したと言う方も結構多いみたいですよ